やっと上級魔術師

 というタイトルですが頭の中がRPGでいっぱいなのです。
 OUSF内ですらゲーマーには色んな種族がいたりしますが、どうやら僕はRPG大好きっこのようです。ノベルゲーもぼちぼち好きです。しかしあれはゲームじゃないのです。攻略見ながらやるもんだから。笑。
 で自分にとってRPGの一番の魅力とは、厨房ファンタジー全開なところ、特に聖書とかクトゥルーとか北欧神話の固有名詞を格好良さげだという理由だけでリスペクトもなしに使うとことか最近多いラノベエロゲ系のぬるい絵師の安っぽいデザイン、ああいう中学生が好きそうな衣装って萌えますよねぇ…というわけでは全然なく、いやしかし8ビット時代からRPGにどっぷり浸かってるとヌルファンタジー受容体ができてしまうのは致し方あるまいと思う部分は少しはあるわけですが、まあそこが一番重要なファクターだとは蚊とも思ってないんです。で話の続きですが、何がすごいってやっぱ何でもありなところじゃないでしょうか。RPGに対する思い入れに関して明らかな世代差があるところこそが、その証拠ではないかと思います。オタクの第二世代と第三世代くらいには違う。んで第三世代的な楽しみ方を受容できない第二世代がオタクは死んだ死んだと言って嘆くんですね。1人で死んでないで地下に潜ってりゃいいんじゃないとか思うんですが、RPGにも同じようなことを感じたりします。特に最近の映画的な(それも的外れな指摘だと思いますが、個人的には『テーマパーク的』と言ってもらえると嬉しい)とよく言われるタイプのRPGは古典的なRPGゲーマーからはボロクソに叩かれたりしますが、そういうのを見ると、一生妄想の世界で英雄気分に浸ってろと思う←さすがに言いすぎ。少なくとも、RPGがここまで進化したのは、ドット絵がショボくてプレイヤーの想像力に委ねられるから、というわけではないとは思うんですよ。つーか昔のゲームの絵と音がしょぼかったのなんかRPGに限った話じゃないもんね。明らかに的を得ていない指摘。しかし自分ヘイトスピーチ大好きだなぁ。将来的に困るっていうか現在進行形で困るからもっとやんわりとした切り口の語り方を身に着けたいもんですね。
 まあとにかくRPGの魅力はごった煮的なところだと頑なに信じてるんです。けどそれを他人に伝えようとする時どうしたらいいかまったく分からない。だからこそ、対象を因数分解して語るゲーム論には惹かれるところがあるのです。とりあえずコスティキャンとクロフォードはWebでタダで読めるし有名だから知らない人は知っといてくれると助かります。
 まあ、なんかその、好きなもんを人に好きだと伝えられる人にはあこがれを感じます。自分が伝えようとすると、どうしても分かってくれない人への無理解を嘆く話になってしまうのです。文章から愛が溢れる感じの文章が書きたい。愛。愛なのです。


 追記、なんか僕がムービー垂れ流しのゲーム(≠FF)大好き人間みたいに見える文章かもしれないが違います。僕の聖書はロマサガシリーズとライブ・ア・ライブなんです。しかも、それらですら、RPGの1つの可能性でしかない。
 つーかムービー垂れ流しってDQ派がよくFFを揶揄して言ってますがハァ?って感じがします。ムービー時間が長くてキャラクターを操作してる時間が減るのは、確かに、あまり歓迎すべきことではないが、FFにはその欠点を補ってあまりある魅力がある。それに気付かずに自分の中のRPG像(=DQ)に囚われてしまう狭量さに問題があるとは思わないのだろうか。まあしかし、DQの魅力とFFの魅力ってほとんど1つも被ってないのが恐ろしいとは思いませんか。どっちもむちゃくちゃ世間に受け入れられたゲームなのに。もはや別ジャンル。